2月も後半に入りぐっと気温が上がる日も出てきて、春の訪れを感じる時期になってきましたね。
シュクレ浜松は、ぽかぽかと陽の光が差し込む明るい1Fの展示スペースと比べて、2Fの展示スペースはしっとりとした落ち着いた雰囲気が特徴です。
今回ご紹介するのは、そんな店内2Fに展示しておりますこちらのTVボード。
ウォールナットの重厚感のある雰囲気がとてもいいです。
こちらのTVボードは、これまでにサイドテーブルやローテーブルなどをご紹介させていただいた、家具の産地「福山」で作られている家具になります。
(参考)
○家具職人の技術が詰まった、2タイプのナラ総無垢材ローテーブル
○重厚感とともにあたたかみを感じるナラの総無垢材サイドテーブル
上質な材と丁寧なつくりのもので、こちらも家具職人の技が随所に光るTVボードです。細かい部分もひとつずつご紹介させていただきますね。
バランスの取れた美しいデザインで、佇まいに存在感を感じます。天板と前板に、無垢材が用いられています。
引き出しは2段になっていて、センター部分のみ1段の形になっています。センターの収納部分は、引き出しからフラップドアに変更していただくこともできます。(別途料金が必要になります)
横から見た時の、この前板との連結部分についてご注目ください。
台形になった凹凸部分が接合しているのがご覧いただけると思いますが、こちらは「蟻組」と言われる婚礼ダンスなどの高級家具に用いられる技法です。
釘やボンドなどで接合するのに比べ手間と技術が必要になりますが、丈夫で長く使っていただくことができます。職人が手作りで作る、家具産地の家具ならではのつくりです。
引き出しの中は桐が用いられており、底板も厚みのあるものですのでたくさんのものを収納しても安心して使っていただけます。
また、センター部分の引き出しの前板は「削りだしルーバー」と呼ばれるものです。
画像でご覧いただけるように、凹凸のある装飾が施されていますが、こちらは一枚の板から削り出して制作しているものです。
部品を貼り合わせて作るものと違い、こちらも手間のかかるものですが丁寧に作り込まれています。
店内にはもう1タイプ展示しておりますので、こちらもご紹介させていただきますね。
こちらは引き出しが一段になったもので、すっきりとしたデザインです。下段は開放型の収納スペースとなっています。
ビデオデッキなどの機材を収納して、こちらも使いやすい形になっています。
引き出し部分をご覧いただくとこちらも蟻組になっていますが、さらに上部が斜めにカットされているデザインが特徴的です。
単純に前板を張り合わせるのと比べて、とてもスタイリッシュな雰囲気になりますね。
こうした部分も手の込んだ作りとなっていて、こちらもとてもおすすめのTVボードです。
店内の展示品は、ウォールナット材のものになりますが、ナラ材を使ってお作りすることもできます。どちらも木の質感がとてもいいです。
また、サイズも色々なサイズでお作りすることができますので、お部屋の広さや使い方などぜひご相談ください。
ありがたいことに最近では、こちらのブログやフェイスブック、インスタグラムなどをご覧いただき、県外のお客さまからのお問い合わせもいただくことも増えてきました。
画像などでお伝えできることは、できる限りご紹介させていただいておりますが、実際に物を見ていただくと、つくりの違いや使い勝手などより実感していただけると思います。
ぜひ、お気軽にお越しくださいね。
※シュクレ浜松の情報は、FACEBOOKとインスタグラムでも配信しています。