今週9日より23日まで開催している南ペルシアの遊牧民の手織りじゅうたん「ギャッベ」の期間限定の「ゾランヴァリ・ギャッベ展」
「ギャッベ」とは…
南ペルシアの遊牧民がつくるじゅうたん、この地方のことばで「長い毛足をもつ敷物」をさすのだそうです。
そのギャッベの中でもその品質とアート性の高く評価されているゾランヴァリ(Zollanvari社)のギャッベを、椅子の座に置ける小さなサイズから、玄関、廊下、そしてリビングや広い空間で敷くサイズまで約300点を今回ご用意させていただきました。
遊牧民の家族の一員でもある山羊や羊の毛を刈り込み、そして紡ぎ、植物染料を用いて糸を染色してあります。
例えば、黄色はザクロ、赤はアカネ、茶はクルミなど、放牧される地で野生しているものです。
母から娘へと受け継がれた織り技術はユネスコの無形文化財にも指定されているんだそうです。
今回特別に、イランより手織りの実演のために織り子の女性が2人おいでいただけることになりました。
完成されたものを見ると1枚の絵にも見える絨毯ですが、全て織り子さんの頭に浮かんだイメージから即興的に糸を結んでいくのだそうです。
楽しそうに織り結んでいく姿を見ていると時の経つのも忘れてしまいます。
異国情緒あふれる素敵な民族衣装に身を包まれたお二人の美女の織り子さん、サキネさんとファテメさんとおっしゃるようです。
目があったら是非「サラーム!(こんにちは)!」と声をかけてみてください!
とってもチャーミングで笑顔が素敵なお二人です♡
この実演は、本日10日(金)より11日(土)12日(日)の週末やっております。
たくさんの方に見ていただけたらと思っておりますので、是非この機会に見にいらしてくださいませ。