皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたか？今年は本当に青空が気持ちの良いお正月でしたね。
今週はあいにくの雨のスタートですが、新年は心も軽やかになり、新しいことに挑戦したくなるような気持ちになります。
お部屋の模様替えや、家具の修理もその一つかもしれません。
今回は、お客さまの深い愛着が詰まった、一人掛けソファ2脚の修理事例をご紹介させていただきます。
ご依頼いただいたお客さまは、長年ご家族と共にご使用になってきた3脚の一人掛けソファに、深い愛着をお持ちでした。
そのソファでゴロンと横になり、テレビを見たり、うたた寝したりと、思い思いの時間を過ごすのに大切な場所だったそうです。
長年の使用により、かなりくたびれてしまっていて、ご家族からは「もう捨てた方が良いのでは？」という声もあったそうですが、お客さまは「長年共に過ごしてきた大切なソファだから、何とか修理してまた使いたい」という強いご希望をお持ちでした。
特に状態が気になったのは3脚のうちの2脚で、長年の使用による汚れや傷みが目立っていました。
お話をお伺いする中で、腰部分や足部分など、特に負荷のかかる箇所に傷みが集中していることがわかりました。
座面や背もたれの擦り切れや破損、クッション材のへたりなどの状態を踏まえ、お客さまと修理内容を決めさせていただきました。
汚れや擦り切れがひどかった2脚のソファは、座面と背もたれを合皮レザーに張り替えました。
もともとは本革でしたが、ご予算を考慮し合皮レザーに張り替え、色味も以前のものに近いものを選び、違和感のない仕上がりを目指しました。
さらに、ソファのクッション材を点検し、へたっていたものは交換・補充を行いました。これにより、座り心地が大幅に改善されました。
最後に、全体のバランスを調整し、ガタつきなどがないかを確認。
これらの作業を通して、ソファは見違えるようにきれいになり、座り心地も新しく生まれ変わりました。
修理を終えたソファをお客さまにお渡しした際、大変喜んでいただけました。
「まるで新品みたい！」「またこのソファでゆっくり過ごせるのが嬉しい」というお言葉をいただき、私たちも大変嬉しく思いました。
またお客さまから、ご家族の方々も「本当にきれいになったね！」と驚いていたというお話をお伺いしました。
捨ててしまうことを考えていたご家族も、きれいになったソファを見て、修理して本当に良かったと感じていただけたようです。
今回の修理を通して、私たちは家具が単なる物ではなく、お客さまの思い出や生活と深く結びついていることを改めて認識しました。
お客さまの「大切なものを長く使い続けたい」という想いを叶えるお手伝いができたことを、大変光栄に思います。
今回の事例が、皆さまの大切な家具を修理するか、買い替えるか悩んでいる際の参考になれば幸いです。
また状態によって、今回のように3脚すべてでなく、一部分だけ修理することも可能ですので、お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
リペア・修理でお問い合わせの際は、サイズや材料、使用年数、購入時のお値段、メーカー名など、分かる範囲で教えていただけますと助かります。画像をご用意いただければさらに参考になります。
正式なお見積りは、現物を拝見させていただいてからとなりますのでご了承ください。
修理につきましてはホームページのこちらのページをご覧ください。
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