平年より遅めの雨の季節を迎え、湿度が高く暑い日が続きますね。エアコンなどを適切に使った除湿や、こまめな水分補給で快適に過ごしたいものです。

さて今回は、丸テーブルとソファの修理・リペア事例をご紹介させていただきます。

ここ最近お客さまより、新しいお住まいへのお引越しや、住んでいるご自宅をリフォームするにあたり、これまでお使いになっている家具を修理・リペアしたいというご相談を受けるのが増えています。

まずはお宅に伺って現物を拝見させていただきますので、お電話やお問い合わせフォームよりご連絡いただけると幸いです。

さっそく1例目の丸テーブルをご紹介いたします。

温かみと上質感が漂うナラ材のしっかりした丸テーブル。ナラ材は古くから家具や建築材として重宝されてきた木材で、美しい木目となめらかな肌触りが特徴です。

サイズは円形(φ900mm)、高さは600mmになります。

見ていただいて分かるように長年の使用で、全体的に塗装の剥がれや傷、輪ジミ、汚れが目立ちます。

おもて側の天板は紫外線による日焼けで変色してしまっていますが、下の収納棚は比較的きれいでした。

今回は破損やぐらつきはないので、全体をきれいに塗装することに。

傷などは目立たなく補修し、全体的に色あせている場合は、やすりで表面を研磨してから、ウレタン塗装を施しました。

新品同様のきれいな木目とツヤがよみがえり、無垢材ならではの自然木が持つ温もりある質感や風合いを楽しめるようになりました。

脚部分もしっかり塗装されています。

こうして手を加えることで、長年ご家族と共にあった家具がまた新しいお家でお使いいただけるようになりました。

次にご紹介するのが、こちらのソファです。

こちらは1人掛けのソファを自由に組み合わせて使うユニットソファで、3人掛けと2人掛けで使用されていたそうです。

張り地がグレーの本革でしたが、長年の使用でヒビ割れが生じています。特に座面部分の劣化が目立ちます。

また長年ご使用されると張り地だけでなく、その内側にあるクッション材の劣化も始まります。

張り地の中身であるウレタンのクッション材は年月が経つと固くなり、見た目は問題がなくても、ボロボロと細かく砂のようなものが出てくる場合もあります。

そのようなウレタンクッションの劣化が見られる場合は新しいものと交換します。

今回はソファ全体の張替えとクッション材の交換をさせていただきました。

新品同様のソファに大変身です!

今回はグレーの本革から淡いブラウンの合皮レザーに張り替えました。

張替えによって生地を新しくすることで、お部屋全体の雰囲気も明るくなり、印象がかなり変わってくるかと思います。

当店ではさまざまな素材やカラーの生地を多数ご用意しております。お好みやお部屋の雰囲気をお伝えいただければ、ご提案もできますので、ぜひご相談くださいね。

今回はすべて1人掛けのユニットソファということもあり、一つ一つ張り替えるので大掛かりな張替えとなりましたが、お客さまにご満足いただける仕上がりに完成いたしました。

私達もこれからも気に入っているソファと共にお過ごしいただけると思うと嬉しくなります。

今回のように修理を施して、これからも長くお使いいただけるようなサポートや、長く愛用できるしっかりとした家具をご紹介していきますので、家具について何かお悩みのことがあれば、一度ご相談ください。

最後はおまけの写真です。普段の生活ではすべて並べないかと思いますが、5つ並べるとこんなに長くなります。

 

 

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