秋も深まり、特に朝夕は肌寒くなってきましたね。くれぐれも体調にはお気をつけてお過ごしください。

さて今回は、前々からご紹介したいと思っていたソファのリペアとリメイク事例について、それぞれ一つずつご紹介させていただきたいと思います。

ソファの修理やリペア・リメイクは、よくあるご相談のひとつです。

「このソファ、もうダメかな」

そんな風に思っていても、捨てるにはもったいなく、愛着のあるソファを長く使い続けたいお気持ちはよくわかります。

ただソファをはじめ、家具は年月とともに、擦り切れや破損など、様々な問題が生じてしまいます。

シュクレ浜松では、長年の経験と技術をもとに、お客さまの大切な家具を丁寧に修理いたしますので、まずはご相談くださいね。

最初にご紹介するのはリペア事例。下の写真はビフォー画像になります。

こちらのソファは、10年以上ご愛用いただいているそうです。

背面は年月を感じさせない美しさのままですが、座面には愛らしいご家族の一員である猫ちゃんが爪を研ぎ、無数の傷跡が刻まれていました。

見た目も気になり、座り心地も悪くなってきたので、思い切って当店に相談することにしたそうです。

お客さまとご相談した上で、今回は傷んだ座面部分のみを新しい牛革に張り替える、部分張り替えを行うことにしました。

部分張り替えは、ソファ全体を張り替えるより費用が抑えられ、短期間で作業が完了するので、傷や汚れの程度によっては部分張り替えをおすすめすることもあります。

さて、どのようになったのでしょうか。

こちらがリペア後のお写真。

傷跡は跡形もなくなり、ふっくらとした座り心地に。

まるで新しいソファのように生まれ変わりました。

座面の生地は、元の革の色味に限りなく近い牛革を選定し、丁寧に張り替えを行いました。

長年使われた革と新品の革では、どうしても色味に若干の差が出てしまいます。これは、革本来の自然な経年変化によるもので、全く同じ色味にすることは難しいのです。

今回はできるだけ周囲との馴染みを良くし、より自然な仕上がりを目指しました。

思い出が詰まったソファを、これからも長くご愛用いただければと思います。

次にご紹介するのが、ソファのリメイク事例。

こちらは30年ほどご愛用されていたソファ。

30年以上も使い込まれたソファは、革の経年劣化が進んでおり、特に肘部分と座面の接合部分に大きな負担がかかっていました。

このような構造では、肘掛けに体重をかけたり、立ち上がったりする際に、この接合部分が繰り返し擦れてしまい、破れの原因になってしまいます。

こちらがリメイク後のお写真。

今回のリメイクでは、肘部分と座面の革を完全に切り離し、それぞれに新しい革を張り合わせることで、それぞれの部分に負担がかかりすぎないようにしました。

ですので、これまでのように擦れて破れてしまうリスクを大幅に軽減できるかと思います。

また座り心地に関しても、ふっくらと座り心地もアップし、まるで新しいソファのようです。

お客さまからも大変ご満足のお声をいただき、安心しました。

今回のように、ご相談いただければソファの状態を詳しく診断し、リペアにするのかリメイクにするのかを一緒にお考えいたします。

修理する範囲や使用する素材についてもご相談を承っておりますので、お気軽にお声がけくださいね。

 

リペア・修理でお問い合わせの際は、サイズや材料、使用年数、購入時のお値段、メーカー名など、分かる範囲で教えていただけますと助かります。画像をご用意いただければさらに参考になります。

正式なお見積りは、現物を拝見させていただいてからとなりますのでご了承ください。

修理につきましてはホームページのこちらのページをご覧ください。
https://sucre-hamamatsu.com/repair_remake-2/

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