新年度に入って、ポカポカと日差しのあたたかな気持ちの良い日が続くようになりました。
新型コロナウィルスの影響は、まだまだ収束の兆しがなさそうですが、先日は入学式に登校するご家族の姿をちらほらとお見かけして、心がほっこりとなごみました。こんな状況の中ではありますが、こんな風景は大切にしたいものですね。
さて、今回紹介させていただくのは2Fフロアに展示させていただいている新商品のこちらのダイニングソファです。
オークの無垢材で作られたこちらのダイニングソファは、日本の家具の一大産地「大川」で作られた家具になります。
「大川家具」は、家具好きの方でしたらよくご存知かもしれませんが、安価な輸入家具が増えて来るにつれて、一般的には知られることが少なくなってしまうようになりました。
九州にあります大川市の大川家具について、今回はまずご紹介させていただきますね。
大川家具とは、福岡県大川市を主とする家具生産の一大拠点で、約500年に渡る長い歴史を持ち、家具生産高日本一を誇る木工のまちで生産された家具のことです。
大川家具の開祖、榎津久米之介が船大工の技術を生かして、天文5年(1536年)指物(さしもの)を始めたことから大川家具の歴史ははじまります。
「指物(さしもの)」とは、木材を釘などの締結金物を使わず、ホゾや継ぎ手によって材を組み合わせてつくられた家具や建具、調度品のことです。日本の家具職人の伝統的な技法によって作られる家具のことを一般的に指す言葉です。
家具職人が集まるようになったこの大川地域では、長い歴史の中で高い技術が蓄積され、箱物(タンス類)、棚物(食器棚等)家具を中心とした家具の一大産地に成長していきました。現在でも、国内最大の家具産地として知られ、日本の家具職人の技術が詰まった高品質な家具が作られている地域です。
そんな素晴らしい技術でつくられたこちらのダイニングソファ。シンプルなデザインですが、機能やつくりに徹底してこだわったソファです。
ソファというと、リビングソファをイメージすることが多いかと思いますが、近年シュクレ浜松でも人気が高くなっているのが、こうしたダイニングテーブルと組み合わせて使っていただけるダイニングソファです。
家族でだんらんできるダイニングセットと、リビングでゆったりとくつろぐことができるソファ。どちらも憧れる家具ですが、最近の住宅事情ではなかなかそれだけのスペースが取れない事情もあります。
ソファの機能も兼ねながら、ダイニングチェアとして使っていただけるダイニングソファは、現代の暮らしのスタイルにぴったりと合う家具だと思います。
実際に腰掛けてみていただくと、背もたれのクッション部分がやさしく腰にフィットして、座り心地の良さを実感していただけると思います。
また、こちらの背もたれ部分はとりはずしていただくこともできます。夏の季節などには取り外していただくと、見た目にも涼しく使っていただくことができると思います。
無垢のオーク材から感じられる木の風合いは格別です。角の部分は丸みのあるデザインとなっていて、すべすべとした肌触りの良さを感じていただくことができます。
横からのシルエットもすっきりと洗練されたデザインになっています。
シンプルな雰囲気ですので、どんな家具とも馴染みやすいダイニングソファだと思います。
こちらのソファは、座高の高さを変えていただくことができるので、お使いのテーブルなどにあわせてオーダーいただくことができます。座高の高さが、390mm〜440mmの幅で対応が可能です。
また、展示品の幅は1570mmとなっていますが、1370mmと1770mmからもお選びいただくことができます。
クッションはカバー型となっていますので、布地は取り外して洗うことができます。ファブリックのほか、本革、ソフトレザーなども選んでいただけますので、ぜひ店頭でサンプルをみながらご検討いただければと思います。
木の種類は、展示のオーク材のほか、ウォールナット材でもお作りすることができます。
ダイニングチェアとソファのいいとこ取りの「ダイニングソファ」は、こちらのソファの他にも展示品をご用意しています。
ぜひ、シュクレ浜松の店頭でご覧になってみてくださいね。
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