あっという間に8月も終わり、明日から新学期という方もいらっしゃると思います。
今年残り4ヶ月、がんばっていきましょう〜!
さて、今日のご紹介は、空間インテリアでは上級?になる、お部屋の壁面を生かした収納作りについてです。
基本的に家具はお部屋の空間に「置く」ことがスタンダードですが、壁の空間に収納を取り付けると、壁が単なる背景ではなくなり、一気に空間の立体感が出てきます。
海外のインテリア雑誌を見ると、天井が高かったりすることもありますが、壁面に棚やシェルフがディスプレイされているが如くに取付けられていて素敵だな〜と思うことしばしあります。
例えば、テレビ画面の上の空いた壁面のスペース、デスクの上の空いた壁面のスペースなど、『ちょっと棚が、収納があったらいいな〜』と思われた方も多いかと思います。
ただし、この壁面に収納を取り付けるということが、なかなか日本の住宅事情ですと難しいところがあり、なかなか普及しないのかなと思います。多分歴史的にも概念的にも住宅における「壁」の役割が違ったからだと思います。
どうしても重量のあるものを取り付けるためには、壁側がその重量に耐えられる造りである必要があります。
ですので、よく売られているウォールシェルフは本体にさらに収納が入った状態を考慮して、かなり少なめの重量制限、おのずと小さいものが多いのが実情です。
現在では、いろいろな壁がありますし、また取り付けのためのいろいろな方法がありますので、もしご興味あれば、まず一度ご相談ください。近ければ、お家の壁の状態などをチェックしに伺うことも可能です。
(これからお家を新築される方には、壁に芯材を入れて置くといいですよというお話も出たりしますので、参考まで)
…と前置きが長くなってしまいました。すみません。。。
これまでご紹介しているENTREアントレは、そんなウォールシェルフにぴったりの家具システムです。
例えばとってもシンプルな展示モデルのウォールシェルフです。
右側にちょっとした小物をディスプレイ出来る棚部分、そして箱の収納部分に扉をつけました。
もちろん、箱の上にも小物やグリーンを飾ったりしたらオシャレで可愛いですよね。
あまり見せたくないスペース、飾って見えても良いスペースを引き扉で上手く分けています。
ちなみにサイズはW899 D200 H249です。
お店ではテレビボードの上に取り付けてあります。
ウォールシェルフがお好きな方の理由の1つ
「いろいろな小物をディスプレイして飾りたい!」という方にはこんな感じはいかがでしょうか?
こちらは、実際にお店でオリジナルの木の小物をディスプレイするために作ったウォールシェルフです。
ENTREアントレならではの、高さや奥行きが違うものを組み合わせると、一気に壁のスペースも収納物も生き生きとしてくる感じがします。
お店ではこんな感じで取付してありますので、もしご興味がある方は是非ご来店の際に見てみてください。
オスモのホワイトプルースという白いオイル塗装ですが、例えばこれをウォールナット色など濃いめの渋い色にすると、一気に和やエスニック系のものと相性が良くなってくると思います。
取り付けるスペース、お部屋の感じに合わせてお楽しみください。
ちょっと全体像が分かりにくいのですが、こちらはシュクレのユーザーさんのお宅で、デスク上のスペースにご主人様の趣味のものを飾ったり収納するためにお作りしました。
デスクの上の空いたスペースは、ウォールシェルフにはピッタリの場所かもしれません。
CD、文庫本、DVD、単行本、雑誌を収納基準に作ったモデルですが、キッチンだったらカップや食器、調味料などの収納にもなりますし、スペースやその量によって、複数のシェルフを取り付けたり、壁面全体でプランニングしてシェルフを取り付けたりするのも、MAXなオシャレ度だと思います。
お家をぐるりと見回して、玄関、キッチン、廊下、トイレ、浴室、子供部屋、リビングなどなど、いろいろな目的でウォールシェルフ収納を楽しんでいただけたらいいな〜と思っていますので、何かアイデアがありましたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。
最後に、これはENTREアントレで作ったのものではないのですが、同じパイン材で観葉植物をかけられる額を作ってもらいました。観葉植物でなく、ご自分でお造りになった小物、絵、お花など少し奥行きがあるものを素敵に飾ることが出来ます。
ご自宅だけでなく、ちょっとした贈り物にも素敵かなと思います。
こちらはオーダーでお作りしますので、サイズや色などご相談ください。