いよいよ本格的な夏が到来し、セミの元気な鳴き声が響いてきますね。
先週末から遠鉄百貨店さんで出展したイベント「sanchino -サンチノ- 産地発信。心に届く良いもの展。」にお立ち寄りいただきましたみなさま、ありがとうございました!
おかげさまで、たくさんの方々に当店の家具をご覧いただき、質感や手触りを体感していただけたかと思います。気になるアイテムなどございましたら、ぜひ店頭にもご来店くださいね!
さて今回ご紹介するのは、お客さまが長年愛用されていた比較的小ぶりの収納棚です。
個性的な凝ったデザインで、上下左右非対称に引き出し棚と扉付きの収納が取り付けられており、小さいながらも機能的な造りになっています。
お客さまからお預かりした時は、全体的にキズや汚れが目立ち、よく手が触れる取手あたりはこすれて地の色が出ている状態でした。また、扉のガタつきもありました。
天板部分は塗装し直し、シミやキズが目立たなくなりました。修理前と修理後のお写真をご覧いただければ一目瞭然かと思います。
また扉部分の一部が割れていたので、こちらも修理しています。
引き出し部分も汚れが目立ちましたが、もともとの部材が薄いため、ギリギリまでペーパーをかけて、微妙な凸凹やシミをならしました。
扉の房の部分は状態がよかったのでそのままにしていますが、金具は磨いてきれいにしてあります。
扉や引き出しのガタツキもスムーズになり、これからも長く使っていただけそうです。修理後はお客さま宅の玄関に置いていただけるそうなので、鍵や印鑑など小物類の収納に一役買ってくれそうですね!
長年使用していくうちに、今回のような不具合もでてきますが、古くても国産の家具は、職人さんが一つ一つ丁寧に作られたものが多いので、適切なメンテナンスをすることで、この先もさらにお客さまと一緒に時間を刻んでいただけるかと思います。
お気に入りの家具は、手を入れながら長く使い続けたいものです。シュクレ浜松では、家具の【リペア・リメイク・リストア】という方法を通じて、お客さまの「想い」に寄り添ってお応えしたいと思っています。
お客さまの想いに耳を傾けながら、一つずつ丁寧に向き合っておりますので、長年ご愛用されていた家具がございましたら、お気軽にご相談ください。
ご相談の流れや事例については、「家具のリペア&リメイク」のページをぜひご覧ください。
■シュクレ浜松「家具のリペア&リメイク」
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