今回ご紹介するのはタイトルにあるように【卓上クッキングヒーター付きダイニングテーブル 】です。

まずはご完成時の画像をご紹介しますね。

ブラックチェリー の天板上に黒い四角がありますよね。
この黒い四角はIHのクッキングヒーターなんです。

こちらのテーブル、お客様のご希望でお作りしたものなのですが、その過程を紹介しますね。

実はお客様のお宅では長年このようなテーブルをご使用だったとのこと。
お伺いした時の写真です。

ちょうど真ん中に角の丸い長方形が薄らと見えているのですが分かりになるでしょうか。

拡大するとこんな形に。

実はこの下にガスのクッキングヒーターが取り付けられているテーブルだったのです。
ご存知の方には懐かしのテーブルかもしれません。

松下電器時代の表示が。

今では業務用以外では見かけないこのクッキングヒーター付きのテーブル、お客様宅ではとても重宝してお使いだったそうです。

テーブル本体も長年の使用で痛みも痛みもあり、新しいテーブルをということになりました。
そこで以前同様にクッキングヒーターがあればと便利!という話になり、今らしくIHのクッキングヒーターを取り付けてみてはということに。

今回は当店で通常に販売をしているダイニングテーブルにクッキングヒーターを後付けで加工する形でお作りしました。
本体のブラックチェリー材のテーブル天板、40mm厚の立派な天板です。

クッキングヒーターを取り付ける位置を決めます。

ちなみにテーブルのサイズはW1800、D900という大きなサイズです。

今度はパナソニック名のコントローラーを天板横サイド

に取り付けました。

お客様宅の設置場所にはちょうどテーブルの下に電源コンセントがありますので、クッキングヒーターの配線もバッチリです。

全く同じではありませんが、以前と似た環境でご利用できるのではと思います。
本体のテーブルも素敵なブラックチェリー 材のALL無垢の造りですので、ヒーターの使い勝手だけでなく質感も兼ね備えたダイニングテーブルになりました。

少々珍しい制作事例でしたのでご紹介させていただきました。