ようやく朝晩に秋の気配が感じられ、お店の裏の田んぼの稲が収穫の秋本番に向けてまっしぐらというところです。願わくば台風到来だけは避けて欲しい…と思う今日この頃です。

さて今回は少々珍しいものをお作りしたのでご紹介しますね。

現在の生活からほぼ消えてしまったレコード文化ですが、アナログならではの魅力があるようで、実はアナログレコード市場は密かに人気というような話も耳にします。

そんな日常からは消えつつあるレコードですが、サイズが12インチ、ジャケットが約30cm角ということで、そのサイズにぴったり合う収納が少なくなってきています。

レコードが好きな方はそれなりに量もお持ちですし、好きな演奏家やジャンルで仕切って整理して収納したいというお気持ちがあるようです。

今回はすでにレコード用の収納をお持ちのお客様が、その収納に仕切りがついていないので内側に仕切りを設置したいということでご相談を受けました。レコードの重さで収納ケース内で倒れてきてしまったりするそうで、使用が少しでも楽になるようにとお考えとのことでした。
そこで収納内にLPレコードの為の仕切りスタンドとなる設置する収納台をお作りすることになりました。

全体のサイズがW895 H350 D300で、全体をウォールナット突板で作ってあります。

仕切り板の厚みが5mmで5cm間隔に取り付けてあります。

丈夫さを追求すると仕切り板が厚い方がいいのですが、厚くすると収納できる枚数が減ってしまうのでギリギリの厚みで。

右端に通線用の丸穴を開けてあります。

お店でのお引き渡しとなったので、実際にどのようにご自宅で設置されたかの画像はないのですが、ご希望に沿ったものであればと願っています。

レコード収納は以前こちらで紹介したこともありますが、当店のオリジナル収納システムENTRE(アントレ)がお作りしたものを再度ご紹介しておきますね。

一緒にお作りしたオーディオ機材用のシェルフがこちら。

詳細についてはこちらをご覧ください。

ENTRE(アントレ)納品事例 〜オーディオ収納〜

 

そしてこちらは以前お作りしたものでオーディオ機材のラックです。ウォールナットの無垢材でお作りしました。

さらにこの部屋の壁面の収納についてもご相談があり、CDコレクションなどを収納できる壁面収納を作らせていただきました。

お好きなCDを飾れるディスプレイ扉もお付けしました

こちらの壁面もALLウォールナットの無垢材で、ENTREアントレの仕様でもあるノックダウンシステムでお作りしています。

元の壁の状態をご紹介しますね。

腰窓あたりの高さから掘り込んであるニッチ壁です。

中央にある金具がありますが、元々こちらに自転車を取り付けて飾られていました。

壁面の収納はご新築時やリフォーム時ですと大工さんに造り付けでという作っていただくという方もいらっしゃるでしょうが、後付けはちょっと..という方もいらっしゃると思います。

当店では実際に壁面収納のモデルを店舗でご紹介しているので、ご関心のある方はどうぞ見においでください。

壁面収納はお部屋を広く有効利用できるなど良い点もありますので、ご希望の場合は是非ご相談を。

またご自身の大切にしているものの収納をお探しの方、どこにもない1つのものを作るのはお時間もお金もかかってしまいますが、なかなか探していても見つからない。。。という方は、一度どうぞご相談ください。