シュクレ浜松で取扱をしている遠州織物のアパレルブランド「HUIS(ハウス)」の春夏展示販売会を、今月5月29日(金)〜31日(日)の3日間開催いたします!

ここ浜松は歴史ある生地の産地としても全国的に知られている地域ですが、アパレル業界を中心に使われているその高品質な生地は「遠州織物」として近年注目が集まっています。

シュクレ浜松で取り扱いしている「HUIS(ハウス)」は、そんな地元の遠州織物からすべての商品を作るアパレルブランドで、店頭で販売している生地の柔らかさや軽やかさに驚かれるお客さまもたくさんいらっしゃいます。

今回、5月29日(金)〜31日(日)の3日間開催する春夏展示販売会では、ふだんシュクレ浜松の店頭で販売しているもの以外の新商品を一斉にご覧いただくことができます。

HUIS(ハウス)のカタログやホームページに掲載されている商品のほぼすべてが並び、直接ご覧になったり、ご試着いただける機会になります。

 

HUIS(ハウス)について、あらためて少しご紹介させていただきますね。

HUIS(ハウス)が使用している生地は、地元で織られた遠州織物の中でも、特に「シャトル織機(しょっき)」という旧式の織機で織られた生地です。


(写真はHUISウェブサイトより)

シャトル織機は、「シャトル」と呼ばれる木製の大きな部品が、よこ糸をゆっくりと運んでいくため、細い糸を高密度に織ることができます。また、織る際にテンションをかけずに織ることができるので、糸に負担がかからず、柔らかさと丈夫さを兼ね備えた生地となります。

そして、もうひとつの大きな特徴が、生地表面に凹凸感が生まれる立体的な素材感です。この生地の風合いも、またシャトル織機だからこそ生まれる特別な価値です。

旧式のシャトル織機で織られる生地は、高速化が進んだ現代の織機と比べてとても多くの時間が必要になるため、他の地域ではほとんど生産されなくなってしまいました。

高品質な生地の産地として知られる浜松では、効率性を度外視して作るこうした豊かな生地が今なお作られていますが、その生産量は年々減少してしまっています。

浜松発のブランドHUIS(ハウス)は、こうした生地の良さを少しでも多くの方に伝えようと、現在全国に展開しています。


(写真はHUISウェブサイトより)

古い機械で作るからこそ生まれる特別な生地ですが、扱うためには非常に高い技術が必要だそうです。需要が生まれなければ、後継者が育つことも難しくなってしまいます。

家具作りにおける、家具職人の技術もまた同じです。技を磨き、本当に良いものを自分たちの手で作り上げていく。日本国内に受け継がれている、ものづくりの歴史と想いは大切な資産だと考えています。

遠州地域の歴史の中で育まれたこうした技術が絶えてしまうことのないよう、シュクレ浜松も、遠州織物の良さを伝えていければと思っています。

 

今回の展示販売会に並ぶ春夏の新商品は、HUISのフェイスブックインスタグラムでも数多く紹介されています。

通常の取扱品以外のたくさんの商品が直接ご覧いただける貴重な機会となります。

女性用もののほか、男性用のアイテムや、男女兼用で着用いただけるものも豊富に並びますので、ぜひこの機会にシュクレ浜松にお越しくださいね。

 

■シュクレ浜松「HUIS春夏展示販売会」

日程:2020年5月29日(金)〜31日(日)

会場:シュクレ浜松(浜松市南区白羽町793)

 

 

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