シュクレ浜松のオリジナル収納家具システムENTREアントレで作ったブックシェルフです。
最近、紙媒体のメディアは減ってきたと耳にしますが、それでもお子さんの絵本や図鑑、趣味の雑誌やA4関係の書類など、知らぬ間にどんどん増えていきます。造り付けの棚や収納を利用しても、それだけでは足りなくなってきてしまうようです。
カラーボックスに見られるようなプリント紙化粧繊維板などを素材としたシェルフは既成品として多く市場に出回っていますが、なかなか天然木でオーダーができるとなると数も少ないのではないでしょうか。
天然木の家具がお好きな方ですと、ダイニングテーブルやチェアなどの天然木素材の家具と一緒に合わせておきたい方も多く、そんな方で、かつ細かい仕様をオーダーしたい方にENTREアントレの収納はおすすめです。
こちらのブックシェルフは、以前当店でテレビボードをご購入になったお客様から、そのテレビボードの隣に置くブックシェルフをというご希望でお作りしました。
サイズは、W1043 H1783 D300となっています。
お客様からいただいた収納希望の文庫・歴史漫画・絵本・図鑑など収納したい書籍のサイズと量、そしてシェルフを置く場所のスペースのサイズや状況のインフォメーションをもとに、おおよそのプランとお見積りをご提案しました。
このブックシェルフの特徴の１つでもありますが、背板（背板は構造上ガタツキなどをなくすための大事なパーツです）をオープンにして、その代りの補強桟につけられた電源コンセントを取り入れられました。
画像では分かりづらいですが、壁にぴったりつけられるように、ケーブルが本体の中にはめ込むように削られています。
このようにシェルフに電源コンセントがあると、最近ではタブレット、また携帯などの充電などちょっとした小物家電にとても便利です。
四角の箱タイプの収納と違って、一部の高さを低めにそして上部にオープンの棚スペースを取り入れました。写真などいろいろなものを飾るスペースとして使用できます。
このような高低を取り入れたり、一部オープンのスペースを作ったりとデザインが、見た目の楽しさやスッキリさなど空間に置いた時に生きてきます。そのあたりの細かいプランが可能なのもオーダーでできるENTREアントレの良さでしょうか。
そして一般の本棚にはお目にかかれない、自慢のENTREアントレの引き扉もしっかりとついています。シェルフの中にこのようにクローズのスペースがあると、ちょっと隠したいものの収納にはうってつけですし、見た目も一部収納物が隠れることでスッキリ見えることになります。
今回ご納品のディスプレイ扉は、本物のオーク材の板目の突板、ウォールナットの突板を特別に貼りました。隣に設置のテレビボードはウォールナットの無垢材ですが、違う素材同士の隣り合わせになりますが、扉部分のウォールナット突板がそのバランスを取り持つ役割になります。
こちらのディスプレイ扉は下から２段め、３段目のどちらでも入れ替え可能です。
文庫本サイズなど奥行きが浅めの本やものを収納できるように、右側上部は奥行D200の可動棚をつけました。将来的に奥行D300の棚もつけられるように、可動棚用の穴はD300とD200用と両方つけてあります。
このように将来的なことも見越してオーダーできるところもENTREアントレ収納の良さはないでしょうか。
お客様のブックシェルフにはないのですが、展示モデルのように最下部の一部に出し入れ便利なキャスター付きボックスを取り入れることも可能です。
設置されるスペース次第で、１列だけとか、２列以上の大きなサイズで、また高さを抑えて低めになど様々なご要望でお作りできます。またノックダウンシステムで組み立てるスタイルですので、将来的に拡張したりリサイズすることが可能です。
ENTREアントレは基本の材料はパイン無垢巾接ぎ材で、そこにオスモのオイル塗料を塗装します。ウォールナットやオーク材などその他の天然木の素材でお作りすることも可能です。
１ランク上の天然木の拡張性の高いオーダー収納をお考えの方がいらっしゃいましたら、どうぞご相談いただければと存じます。
