こちらのENTRE納品事例は、ダイニングテーブル後ろ側の壁面にデスクとシェルフが一体となったデスクシェルフ、カウンター下にダイニングテーブルに横付けにするチェストの2点の収納です。
シュクレ浜松の伸張式のダイニングテーブルを大変気に入られて、今回の収納を整える際に買い替えをご希望ということで、この伸張式ダイニングテーブルをメインにその周りの収納を整えさせていただきました。
まず、キャビネット(↓)。今回キッチンカウンターの下に置くという収納のうえ、ダイニングテーブルの短い辺に横付けで置くという設定のため、まず全体の高さをダイニングテーブルの天板の高さH730に合わせることにしました。(W1830 H730 D320)
そしてお客様からの一番のご要望であるA4サイズの収納ができるというで、上段、下段ともにA4サイズ収納ができるサイズにしました。
大きく3つの部分に分かれています。左部分はA4の高さ以上のものを収納したい時のために可動棚をつけてあります。中央部分は、隣に置くダイニングテーブルの奥行きに合わせた幅に。
入口に近いので目につきやすい右側部分は引き扉をつけられるようにしました。この引き扉は両面で使用でき、片面を本体と同じオーク色、そしてもう片面はカーテンと同じ黄色系の色に。上下の棚は同じ高さなので、上の棚でも下の棚でもどちらでも使用できるようになっています。
続いては、ダイニングテーブル奥の壁面に設置するデスクシェルフです(↓)。
生活の中で食事をするだけでなく、奥様がノートブックで作業をされたり、小さいお子さんも宿題などいろいろな用途でダイニングテーブルを使用されていらっしゃるとのこと。お子さんの勉強や奥様の事務作業などは、遠くに収納があっても、毎回テーブルに持ってきて片付けをするというのは、はっきり言って少し面倒ですし、食事時と重なった時などを考えるとあまり効率がよくありません。
ちょうど空いていたダイニングテーブル後ろの壁面が部屋の角になり背の高い家具を置いても圧迫感は少ないだろうということで、デスクシェルフを置くことを決めました。
ENTREで使用するパイン無垢の幅はぎ材は基本では厚さ19mmですが、デスクの天板部分は耐久性なども考慮して25mmの厚さのものに。そして、その天板は「坊主面」という中心から丸く削り、横からみた切断面がカマボコの形になるように丸く加工しました。
ダイニングテーブルで使用するベンチを使用しますので、天板の高さもダイニングテーブルに合わせてH730に。
左部分は、デスク上で使用していたノートブックや作業中の宿題などをささっと仕舞えるようように、天板の下にオープンの棚を付け、さらにその下には足元ですので邪魔にならないように奥行20cmにした可動棚を付け、すぐに使用しない資料や教材などを置いておけるようにと考えました。
右部分はA4が収納できるオープンのスペース、その下にA4が収納できるキャスター付きボックスをつけました。一般的なデスクですと引き出しなのですが、キャスター付きボックスは移動が可能ですので、明るい場所で整理整頓をしたりできますのでとっても便利です。奥まった場所の引き出しは仕舞いっぱなしの原因にもなりますので、今回のようなスペースではキャスター付ボックスの方が良いかと思ってご提案させていただいています。
サイズはW1107 H1717(デスク天板の高さがH730)シェルフ上部の奥行がD300、デスク部分はD410です。
今回のように収納にお困りの方、トータルでのお部屋と家具のご相談も承っておりますので、何かありましたらお気軽にご相談いただければと思います。