ENTREの壁面収納についてご紹介します。
西洋の高い天井の壁面にアートのように誂えた壁面の収納インテリアは、床面がすっきりして広々使えますが、日本の木造建築の壁は補強が十分でなかったり、賃貸などで壁面には傷をつけられないなどの事情で壁面への取り付けはなかなか一般的ではありません。
しかしながら、生活する上で支障がなく”空いているスペースは?”と思って部屋をぐるっと見渡すと、やはり「壁」に目がいくのではないでしょうか。
そんな壁を有効にかつおしゃれに利用するのが壁面収納です。
壁面へ取り付ける家具というとどうしても四角の箱が並んだタイプか棚タイプということになりますが、壁に大きい立体的な収納可能なオブジェをかけるような雰囲気になるようにデザイン、プランニングしています。
こちらのサイズは、W2092 D200/240/300 H1139です。
ウォールナット無垢巾はぎ材の場合は一枚の板の長さはW1800となりますが、ENTREアントレの場合は組み合わせをしていきますので、上記より大きなサイズでも取り付けるスペースに合わせてサイズもデザインもお作りできます。
ENTREアントレの基本材料は19mmの厚さのパイン無垢の巾ハギ材ですが、こちらはブラックウォールナットのの無垢の巾ハギ材で作りました。厚さは20mmです。 お客様からのご要望があればその他の材料でも作ることが可能ですがパイン材と違い、長さが1M80cmまでということと、お値段がパイン材に比べて高額になります(詳しい価格はプランニングのご希望のお申し出の時にお見積もりをいたします)。
どのようなシチュエーションで組み合わせられるかをご紹介していきますね。
まずおすすめなのが左下の画像。
テレビの上が空いていることが多いのでは?近年テレビが大型になり横に広がり、それに伴いその上部のスペースはさらに広く空いていますので、このスペースは狙い目です。
設置する場合には、テレビボードとテレビとのバランスに少しご注意されるとよいかと思います。
上部が大きな収納や箱型のデザインのものですと圧迫感が出たり、ボード自体は高さが約40cmほどと低めですので上部が重い印象になってしまいますので。
そして次にオススメなのが画像真ん中の組み合わせ。
このようにダイニングテーブルの近くの壁面収納もスペースを有効に利用する方法です。
食器にしても書籍にしてもダイニングテーブルの使用目的に合わせて収納し、さらにディスプレイも兼ねてお使いいただけます。
日常の中でダイニングテーブルはほぼ毎日お使いになりますので、このような場所に収納があるととっても便利です。
便利だけでなく家族が集まる場所でもありますので、思い出の写真やモノなどをちょっと飾っておくというのはいかがでしょうか。
(使用目的からは外れるので声を大にしてはお勧めできませんが)高いところの収納物を取る時にチェアにちょっとだけ乗って取るというお手軽さもあります。(実際のチェアの種類や状態によりますのでご使用の際はご自身でのご判断をお願いします。)
そしてもう1つオススメするスペースは右下の画像のソファの上のスペースです。
ソファの上に絵を飾ったりすることがありますよね。その絵が立体的になって収納ができるという感じでしょうか。
頭の上にくるモノなので、ソファとの位置関係や奥行きが深くならないなど少し注意が必要です。
設置する場合は、日常にあまり使用しない収納物や飾っておきたいようなモノを置く(入れる)ようなプランが望ましいかと思います。
このように紹介した場所だけでなく、まだ色々な場所に設置可能だと思います。
設置場所によって注意する点や検討する点などありますので、ご検討の際にはお気軽にご相談ください。