秋晴れの良いお天気が続いていますね。
年内中の新しい家具のご注文をご検討の方は、年内納品が厳しいものが出てくる時期になっていますので、ご計画がある方はお早めのご注文はお勧めいたします。

 

さて、今回ご紹介するのはドレッサーの修理・修復です。

30年ほどお使いになったドレッサーを修理して娘さんに譲られたいということでご相談を承りました。

ドレッサーは時折ご相談いただく家具の1つで、お母さまに買ってもらった思い出のドレッサーを綺麗にしたいというケース、そして今回のようにお母様から娘さんに譲るといった理由でのご相談が多いようです。

まず全体のビフォーの姿をご紹介しますね。

どうしても長年のご使用で、日常的に手が触れる部分の塗装のはがれが目立っています。

本来なら三面鏡の下に手をかけて開閉するデザインのようですが、台の上に物を置いてある場合が多いので、鏡が重なる部分に手をかけて開閉されていて、その部分が塗装が剥がれてしまったようです。

天板の縁の部分、開け締めの多い引き出しの手掛部分、扉のつまみ取っ手の周り、また左側の収納の側面に取り付けてあったコンセントプラグも外れてしまっているようです。

ではアフターの姿を見ていきましょう。

まずは全体の姿。

全体が落ち着いたダークブラウン色に塗装されました。
鏡の合わせ部分と天板の縁、引き出しの手かけ部分や扉のつまみ取手など塗装が剥がれていた部分がきれいに仕上がっています。

桐の出し入れがスムーズにできるトレイは綺麗なままでしたのでそのままで。

ドレッサーの天板部分ですが、お使いの化粧水のアルコールが染みて変色したり、マニキュアの落とし液で塗装が剥がれてしまうということもありますので、その点についてはご注意いただきたいと思います。

以前ブログでもドレッサーの修理についてアップさせていただいていますので、ご関心のある方はよろしかったらこちらもごご覧ください。【ドレッサーの修理・リペア】

 

一緒に修理をしたチェアについてもご紹介しますね

まずはビフォーアフター。

こちらもよく見ていきましょう。

椅子の出し入れで手をかける部分や出入りのときに当たってしまう部分は塗装の剥がれが目立ちますね。

ダボが外れてしまっています。

ダボが緩んでくるとギシギシと音がし、グラつきの原因となります。
そのままにしておくと、全体に取れていた釣り合いが崩れて故障の原因になります。
また座っている時にダボが折れたりすると大怪我のもとですので、ぐらつきが出てきたらまずはご相談ください。

よくご自身でボンドを入れて修理をされる方がいらっしゃいますが、しばらく経つとまた問題が生じるという場合が多く見られます。
修理時にそのボンドが修理の妨げになる場合があります。できるだけご自身でボンドを入れる前にお持ちいただけると助かります。

さて引き続き修理のチェアを見ていきましょう。

座面部分はビスが外れてしまってフリー状態に。

クッションもへたり、座布も汚れや擦れが目立っていましたので、クッション材を新しく座面も綺麗に張替をしました。

ダボの部分をはじめとした本体木部の修復をした後、塗装も綺麗に施され、今回は背面と座面はグリーンの布に変更となり、ダークブラウンとグリーンの組み合わせでイメージチェンジしました。

主な修理となる塗装ですが、再塗装するために元の一度剥し、傷などの不具合を修復した上で、色付きのものは色を調整してから塗装をするという作業になりますので、新品を塗装するよりも手間も時間もかかります。ですので、大量生産した安価な家具が出回っている今では、場合によっては新品を買う方が安い場合もあります。

ただ特別な思い出や想いが詰まっている家具は、新しい家具にはない価値があると思います。
新しいもののご購入も選択肢の1つだと思いますが、特別な家具ならば修理をしてお使いになるということも、もう1つの選択肢としてご検討いただければ幸いです。

費用ですが、ドレッサーのデザインや痛み具合、修理箇所や方法などによって様々ですので、正式なお見積もりは現物を見てからとなります。

浜松市近郊でしたら無料で家具を見に伺うことが可能ですので、ご希望でしたらホームページ上のお問い合わせから、もしくはお電話でご依頼ください。どうぞよろしくお願いいたします。