こちらは⼈気の家具デザイナー・村澤⼀晃⽒のデザインによるチェストです。
村澤⼀晃さんは、家具好きの⽅でしたらご存知の⽅も多いかと思いますが、イタリアで家具を学び、現在国内で活躍されている家具デザイナーで、とても洗練されながらも親しみのあるデザインが特徴です。シュクレ浜松でも人気の高いシリーズになります。
美しい木目と洗練されたシルエットで、惚れ惚れするような佇まいのチェストとなっています。右側に3つの引き出し、左側には開き扉の収納となっています。
引き出しの中に使われている木材は「桐」です。
着物を保管するための昔ながらの桐箪笥に使われていたように、桐の調湿機能はよく知られていて、梅雨などで湿度の高い時期にも引き出しの中の湿度を一定に保ってくれる効果があります。
中にしまった大切なものをしっかりと守ってくれる、日本古来からの知恵ですね。
また、日本家具の伝統的な「蟻組」を施して作られた引き出しとなっています。
実際に引き出しの開け閉めをしていただくとよーく分かるのですが、スッ、スッ、っと気持ちよく動き、作りの良さが伺えます。
左側の扉は中に1つ棚板がついたもので、こちらは稼働棚となっていますので収納するものによって調節してもらうことができます。
足の部分に使われている材料も、無垢材となります。
細身のすっきりとしたデザインで開放感があり、空間を圧迫しないので、見た目にも心地の良く使っていただくことができます。
直線的なデザインとやさしい木の質感があいまった、村澤さんらしいデザインになっていると思います。